魚の冷凍保存 その2

いつか宝クジが当たったら購入しようと、永遠とも思える先延ばしになっている冷凍ストッカーだが、先延ばしにしていられない事態が発生した。

いつも釣具屋で購入している釣り餌の冷凍メジカが品薄状態なのだ。



〇満天土佐さんのHPからのコピペ
メジカ(めじか)とは?メジカはソウダガツオ(宗太鰹)と呼ばれるカツオの仲間で、関東では「メジ」とも呼ばれます。釣ったその日に食べろと言われるほど鮮度が落ち易い魚で、生食出来るのは釣り上げた船の上か漁港の近い町のみ。遠方へ送られるメジカは保存が効くように、ソウダ節(鰹節と同様)などに加工されています。漁業が盛んな高知県はメジカが傷む前に生食出来る環境が揃っており、旬である8月下旬~9月下旬は鮮魚店に獲れたてのメジカがたくさん並びます。メジカは旬がとても短く、限られた時期(約1ヶ月程度)しか食べることが出来ません。そんなメジカを少しでも多くの人に食べてもらおうと、須崎市では新子(しんこ:生まれて一年以内の若いメジカ)が振舞われる「新子まつり」が毎年開催されています。


〇ウエルカムジョン万カンパニーさんのHPからのコピペ
季節によって呼び名が変わる宗田節。
メジカは一年中獲れる魚ですが、季節によって大きさや脂ののり方が違うため、できあがる宗田節の特徴も変わってきます。当店では、足摺沖で水揚げされた新鮮な笹メジカ・寒メジカから作られた上質な宗田節を厳選して仕入れています。
呼び名漁 期特     徴
春メジカ
(ハルメジカ)
4?5月産卵前で脂が多くなってきます。
節にする場合は皮をはいで脂を落とします。
梅雨メジカ
(ツユメジカ)
6?7月産卵期のため脂は少し落ちてきます。
一旦凍結させてから加工するケースが多いようです。
笹メジカ
(ササメジカ)
8~9月メジカの子ども。小型で笹の葉に似た姿をしています。
脂が少なく、上品なだしが出ます。
秋メジカ
(アキメジカ)
10~12月300~350gと笹メジカから1.5倍ほどの大きさになって、
脂がでてきます。
寒メジカ
(カンメジカ)
1~3月大きさ、品質とも申し分のない状態に。
脂は少なく、理想的なだしが出る宗田節になります。


これらから、メジカは一年中水揚げされているらしい。

しかし、最も水揚げ量が多いのは、生食の旬であり、また宗田節の原料として需要の高い9月頃だと思われる。

しかも、ローソクとも呼ばれる新子は釣り餌としてベストなサイズだ。

おそらく、この頃に獲られたものが、釣り餌として流れてきているのだろう。



梅雨を前にして、「さあ、そろそろメジカをぶっ込みに行くか!」と気合を入れた頃に品薄状態になると、9月まで供給がないのである。

昨年、十分に在庫があると思われる11月に冷凍メジカが売り切れていたことがあった。

ただでさえ、海況や天候、他の釣り人がいなくて出船定員割れ、職場の事情等の制限が多く、釣行できる条件が限られている。

そこに餌の手配という条件が加わってくるのだ。

これは緊急事態である。

早急に冷凍ストッカーを導入して、冷凍メジカを備蓄しなければならない。

しかし無情にも、宝クジは早急には当たってくれない。