この表情をうまく捉えて魚拓にできればいいのだが、それなりの技術と絵心、美的センスが必要だ。
この時の気持ちを思い返させてくれる、ほかの人が見てもこの気持ちを感じてもらえる魚拓を取ることができたらいいのだが。
残念ながら、僕には技術もセンスもない。
よって、デジカメだけで済ませてきたのだが。。。
YOUTUBEで石鯛釣りの動画を観てから僕も始めてみた。
感化されやすい単細胞なのである。
釣り番組をよく観るが、魚が掛かってから釣り上げるまでのシーンがメインであることが多い。
もちろん、それは観ていて楽しいのだが、フカセ釣りならばウキが加速して引き込まれる瞬間や、スプールから道糸が弾け飛ぶ瞬間があってからの一連のやり取りを観たい。
しかし、それらをカメラにおさめるのはなかなかできることではない。
仮にカメラで捉えたとしても、やはり実釣で体感できる感触は伝わりづらい。
ところが石鯛釣りの醍醐味の一つである『舞い込み』は視覚だけで堪能できる。
竿はピトンに掛けたままなので、定点で撮影できる。
これなら僕でもできそうだ。
毎度のことだが軽率に始めてしまったのであった。