当初は、17日午前に平戸を出港、19日午後に平戸帰港の予定でした。
しかし、18日の夜から荒天になる予報で、18日の夜釣りができるかどうか微妙なところ。。。
撤収を見込んでのことか、いつになく早い9:00出港です。
今回、釣友は尖閣100号にシーライン900Hと重量級の新兵器を携えて男女に挑みます。
ついに一緒にクエ釣りができる仲間ができました。(((o(*゚▽゚*)o)))
一方、僕はかねてから妄想していた磯泳がせを実践するため、石鯛釣りはやめにして、サビキ仕掛けを携えての男女釣行です。
渡船は順調に12:00頃に男女群島に到着です。
釣友が水道を希望して、上礁したのが『重箱』になりました。
ボチボチと荷物を運び上げて、釣りの準備に取り掛かります。
泳がせ仕掛けのセッティングをしてからサビキ開始です。
サビキの小さいカゴだけではマキエが効かないかと思いきや、数投目でタカベの群れに覆われました。
スレ掛かりしそうなほど群がってきますが、なかなかサビキに喰いつきません。
「サビキよりこっちの方が釣れるぞ!!」
タカベに悪戦苦闘している僕の横で、石鯛を爆釣させる釣友。
「釣り疲れた!代わって!!」と休憩をいれます。
竿を借りてやってみると、確かに石鯛のアタリがすぐに出ます。
そして送り込む必要もなく、グィーンと走ってくれます。
自力でお土産をゲットしたので、竿を釣友に返します。
なんとか釣れたタカベを泳がせますが、足元に潜ろうとします。
強引に沖に出て行ってもらうために風船を付けて流します。
潮に乗っていい感じに沖に出ていきませんが、何にも喰いついてきません。
僕の想像では、すぐにサメにやられるものと思っていたんですが。。。
夕方の見回り船で瀬泊まりセットと冷凍サバを受け取って夜釣りに備えます。
釣友のニューアイテム尖閣100号ですが、竿尻が初めて見る形状でしっくりした固定ができませんが取り敢えずやってみることに。。。
竿を継いだのも初めてだったようで、元竿の込みがキツくて入らないと四苦八苦。
固着が怖くて、浅く刺した状態で開始です。
ウツボのアタリで状況を判断してくださいとアドバイスして、僕もクエ釣りの準備をします。
サビキ仕掛けと泳がせタックルを片付けていると、釣友の竿に微妙なアタリが???
パッと見はウツボのアタリですが、竿先の戻り方が少し異なります。
こんな感じで竿先が戻らなければクエですよ。
「このまま入れ~。入れ~。」と唱えていると、、、
ホンマに入った!!!
と同時に元を残して、竿がバキッ!!
駆けつけて糸を手繰ると、それほど大きくはないが何か付いてる♪
オメデトウ(^▽^)ゴザイマース
いきなり本命のクエを釣り上げちゃいました。
一方、僕は根掛り地獄に四苦八苦。。。 ゚(゚´Д`゚)゚
夜中に釣り座を移動するも、根掛り地獄から抜け出せません。
前回『重箱』に上がった時に板バネを設置した釣り座なのに。。。
こんなに根掛りした覚えはないぞ???
すでに満足して?爆睡中の釣友の横で、ビールと缶詰でしばし休憩。
精根尽き果てて、このまま寝ることにしました。
根掛かったまま放置していたクエタックルですが、6:00~7:00ぐらいに地合がくると予想していたので、最後の気合を振り絞って仕掛けを作りなおします。
ですが、どう足掻いても根掛ります。
カモメにされるがまま。
もう疲れ果てて、どうでもいいです。
朝の見回り船で磯替わりせず。
釣友の石鯛竿を借りてやってみますが、前日と違って餌の落ちが悪いです。
赤アミを撒いてもタカベの群れが見えません。
昼の見回り船までに風が吹いて雷雨になり、きっと昼で撤収だろうと終了モードです。
放置してあったブルーシートを張って、雨・風をしのいで渡船を待つばかりです。
やがて迎えに来た渡船に乗り込み、他の磯の釣り客の回収を見ていると、他の釣り客はまだまだ続行する気満々な方ばかりです。
「嘘やろ~!?」と思いましたが、風裏の磯に替わって、順次磯付けしていきます。
僕と釣友は完全にヤメにして、渡船から磯の釣り人を眺めて時間を過ごしました。
やっぱ、アラは良かね~♪
おしまい